子テーマを作成して、WordPressのテーマを部分的にカスタマイズする方法

前回の記事で、テーマのカスタマイズにはいくつかの方法があるということと、その一つであるテーマカスタマイザーによるカスタマイズ方法について説明させていただきました。同時に、テーマカスタマイザーによる修正には限界があること、あるいは「追加CSS」だけでは広範囲にわたる調整が効率的ではないことについても触れました。 今回紹介する「子テーマ」によるカスタマイズでは、ありとあらゆる範囲の修正が可能になります。バージョンアップによって修正が上書きされてしまうこともありません。 「テーマをカスタマイズする」というトピックでは最終段階にあたる、「子テーマ」によるカスタマイズを見ていきましょう。 おわりに 「子テーマ」によるカスタマイズ、いかがだったでしょうか。 子テーマとは、親テーマと同名のファイルを用意することで、部分的に上書きをする仕組み 親テーマのスタイルを読み込んでから子テーマのスタイルを読み込んで、必要なスタイルのみ定義・上書きする テンプレート用のファイルを上書きすることもできるが、テーマ作成の知識が必要 記事中にも書きましたが、スタイル以外を修正したい場合は、残念ながら「テーマ作成」に関する知識が必要になってしまいます。テンプレートを修正しないのなら、子テーマを作成するメリットはあまりなく、多少効率が悪くてもテーマカスタマイザーによる「追加CSS」を使った方が、ファイルの管理がない分楽だと言えます。 テーマの作成については、今後の記事で説明していきますので、興味のあるかたはぜひ読み進めて下さい! つづけて読む この記事には続きがあります。 ぜひ合わせて読んでみてください!